資本コストや株価を意識した経営
当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、資本コストや株価を意識した経営の実現に取り組んでおります。現状の分析・評価を踏まえ、課題の特定と改善策を検討し、具体的な施策の策定・実行を進めています。今後も定期的に進捗を確認し、その結果を適宜開示してまいります。
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現状分析・評価
- 業績は増収増益で推移しているものの、PBRは1倍未満の状況が続く。
- PBR1倍超に向けては、「収益性」と「資本効率」の2点が重要な課題であると認識。



PBR向上に向けた今後の取り組み
1.重要課題である「収益性」、「資本効率」の改善の確実な実行

ROEの向上に向けた取り組み
収益性改善 | 資本効率改善 |
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PERの向上に向けた取り組み
資本コストの低減・期待成長率の向上 |
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2.資本効率改善に向けた取り組み
目指すべきバランスシート
- キャッシュを圧縮し、一方で借入などを増やしレバレッジ経営を実行

- 2026年12月末までに政策保有株式を純資産比20%未満に削減を目指す
- 財務レバレッジは最大2倍を上限とし、資本効率を向上


キャッシュアロケーション
- 事業で創出した資金は、DOE5%水準の配当による株主還元を実施し、残余資金は再投資へ充当。
- 保有現金、有価証券等、借入金を活用し、人材および事業への投資を実施。
投資原資 | キャッシュ・アロケーション(2023年~2025年) | |
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事業からの獲得資金 | 配当・再投資
約48~億円
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現預金 投資有価証券 |
成長投資 |
人材投資
約65~億円
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借入金 | 事業投資
約100~億円
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株主還元の充実
- 2025年までDOE5%水準を維持する株主還元方針のもと、3期連続の増配を実施。

PER改善と投資者との対話に向けた主な取り組み
- PER改善には資本コストの低減と期待成長率の向上が必要であると認識。

- 投資者との対話をふまえた改善策として、対話の促進や情報発信の強化を実施予定。
資本コスト低減 | 投資者との対話促進
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期待成長率の向上 | 中長期的な成長シナリオの発信強化
サステナビリティ経営の推進 |