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ダイバーシティ&インクルージョン

CACグループでは、これまでお客様の業界や事業に関する知識と技術を蓄積し、ITサービスを提供してまいりました。数年先を予測することすら難しい激動の時代にも、常にテクノロジーとアイデアで社会にポジティブなインパクトを与え続ける企業グループへとなるべく進化を続けています。

この進化の源泉ともいえる多様な想像力と創造性の発揮には、ダイバーシティとインクルージョン(以下D&I)が欠かせないことから、CACグループではD&Iを経営戦略として推進してまいります。

CACグループのD&Iの特徴は、IT技術による社会課題解決を実現するという点です。社員一人ひとりの多様な考えや価値観から生み出されるイノベーションは、AIやIoT等のデジタル技術を活用して仕組みやシステムとして具現化し、社会の課題解決を実現しています。これまでにも地方創生・健康への貢献・労働生産性の向上等の社会課題に取り組んできましたが、今後もその範囲を拡大し、企業として新しい価値を創造し続けることで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

トップメッセージ

先端IT技術とアイデアを駆使した事業活動を通じて、持続的な社会づくりに貢献

CACグループでは、社員一人ひとりの多様な考えや価値観を尊重しつつ、個の能力を最大限に発揮できるようなインクルーシブな企業風土が、今後も変わり続ける環境に適応し、イノベーションを創出し得ると考え、D&Iを経営戦略の一つと位置付けています。

これまで取り組んできた健康経営や新しい働き方とともにD&Iを推進することで、新たな価値を提供し続けると同時に、CACグループに関わるステークホルダーの皆さまとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

CACグループのD&Iが目指す姿は、性別や年齢、国籍、経験などによらず、社員一人ひとりが互いに尊重し合い、その能力や価値観を活かした人材マネジメントが実践できている会社です。多様性をもった社員とその能力が尊重される企業風土は、自由闊達な議論を促し、企業として新しい価値を創造する土壌となりえます。それにより、社員個々人の自律性が高まり、自律・自走する組織集団へと変貌することで、社会にポジティブなインパクトを与え続けられるものと考えます。

代表取締役社長
西森 良太


D&Iと女性活躍

女性活躍の推進

多様な人材がお互いに受容しあうことで、多様な考えや価値観が活かされ、企業価値が高まるという考えのもと、D&Iを経営戦略と位置付けるとともに、ダイバーシティの中でも特に女性活躍推進が重要課題と捉えています。

CACグループでは職業生活と育児・介護の両立支援を目的に、育児・介護に関する法律に対応した社内就業環境の整備、労働時間の適正化、フレックス制度や在宅勤務を活用した多様な働き方の実現に努めています。その結果、女性社員の育児休業からの復職率は100%になり、ライフイベントを経ても女性社員が働き続けられるようになりました。

しかしながら、ダイバーシティ経営の執行やモニタリングには、多様な役員によるガバナンス強化が不可欠である中で、意思決定層における女性比率は高いとは言えないため、意思決定層の多様化を目的とした女性活躍推進を実施していきます。

まずは女性役員比率、女性役職者比率をKPIとし、2030年の達成目標を30%と設定しました。この目標を実現するため、経営幹部候補育成の仕組みを構築し、次世代経営トップ候補者層、次世代役員候補者層、次世代役職候補者層の各層に候補者をプール、育成プログラムを実践します。なお、各層には女性枠を設け、役員や役職者を計画的に輩出できるようなスキームを構成しています。

一方で、男性社員の育児休業取得率もKPIとし、多様な価値観や柔軟な働き方を受容するとともに、男性の育児参加による女性の復職支援や育児休業によるキャリア中断を最小限に留める期待効果から、女性活躍を後押しする上でも積極的に男性社員の育児休業取得を推奨しています。

対外的には、2022年に子会社である株式会社シーエーシーがえるぼし認定を取得しました。また、当社では国連グローバルコンパクトが主催する女性のエンパワーメント原則(WEPs)へ署名し、企業としての女性活躍推進で終わらせず、国際的に女性活躍を推進する立場を表明しています。

えるぼし

WEPs宣言


D&Iのロードマップ